公募作品の書道展覧会「書友展」が7月20日、秋田県立美術館(秋田市中通1)で開かれる。秋田経済新聞が後援。
「誰でも参加できる書道の展覧会」として、あえて半紙のみに限定するなどして出展作品を公募して開く書道展。教育書道誌などを発行する「書友社」(山王沼田町)が、昨年に続き企画した。
今年は、課題部門・自由部門に加え、福禄寿酒造(五城目町)とコラボした特別部門に分けて作品を公募。3部門合わせ、37都道府県から1825点の作品が寄せられた。特別部門のお題で、同酒造の銘柄展示「一白水成」を書いた作品は約360点。サッカーJ2「ブラウブリッツ秋田」の選手や「あきた舞妓」、秋田県非公認ヒーロー「あーまん」の作品も展示する。
書友社の尾形翔平さんは「手書き離れが進む今の時代だからこそ、たくさんの人たちに書道の魅力を知ってほしいとの思いで準備を進めている。会場では写真撮影も自由。誰でも参加できる書道展覧会を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~17時(最終日は16時まで)。入場無料。7月22日まで。