秋田経済新聞の2024年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、JR秋田駅前の「町中華」新店を紹介した記事だった。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 秋田駅前に町中華「獅子丸大飯店」 隣接イタリアンの姉妹店(6/5)
2. 秋田・千秋公園お堀前に早朝営業の喫茶店 和洋食モーニングも(5/5)
3. 秋田で「東北地ビールフェス」、今年も 7道県14社が60銘柄超を出品(5/20)
4. 秋田で「東北地ビールフェス」始まる ビール党の市民が続々来場(6/21)
5. 秋田の文化芸術事業が2年間の成果展 短編「おかえり有楽町」の上映も(1/18)
6. 秋田のカレーパン専門店がコンセプト一新で1周年 流行グルメをいち早く(6/1)
7. 秋田に冷凍「鴨だし中華そば」自販機 大仙のラーメン店が県内4台目(1/25)
8. 秋田・創業50年の眼鏡店がリニューアル 事業承継、店舗統合で(6/26)
9. 秋田にワークスペース・カフェ・宿泊の複合施設 「共創の拠点」目指す(5/25)
10. 秋田・保戸野にカフェ「マチノミナト」 築40年のマンション改装施設に併設(5/11)
1位の中華料理店「獅子丸大飯店」(秋田市中通4)を開業したのは、秋田駅西口エリアで、イタリア料理店とシチリア風居酒屋の2店を営業する簗田和男さん。同エリアに開業した3店目のジャンルが、「町中華」だったことなどから話題に。
2位には、広小路商店街に開店した喫茶店「ねまれやこぅひぃ」(千秋明徳町)。秋田市では珍しい早朝営業で注目を集めた。そのほか、飲食関連では、山王のカレーパン専門店が流行のスイーツなどを中心にメニューを拡充していることを紹介した記事(6位)と、大仙市のラーメン店が秋田市内に設けた自販機(7位)を紹介した記事がランクインした。
市内で開かれたイベントの紹介記事では、2023年に復活開催した「東北地ビールフェスティバル」(3位、4位)と、秋田市が展開する芸術文化事業「文化創造プロジェクト」の一環として開かれた展覧会を紹介した記事(5位)が上位に。
広面エリアで営業する時計・眼鏡店「イチノセキ」(広面字昼寝)の事業承継に合わせた店舗のリニューアルを紹介した記事(8位)は、6月26日の掲載から4日ほどで多くのアクセスを集めた。保戸野エリアの築40年のマンションをリノベーションし、オフィスやワークスペース、宿泊施設、飲食店などの複合施設「アトレデルタ」(保戸野原の町)として展開する事業の紹介記事は、9位と10位にランクイン。事業承継や増える空き家問題が取りざたされる中、関心の高さをうかがわせた。