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秋田・男鹿・横手の3醸造所が1周年 同期3社で合同飲み放題イベント

廃業した銭湯を改装したクラフトビールの醸造所として注目を集める「HOPDOG BREWING(ホップドッグブルーイング)」(秋田市南通みその町)

廃業した銭湯を改装したクラフトビールの醸造所として注目を集める「HOPDOG BREWING(ホップドッグブルーイング)」(秋田市南通みその町)

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 秋田県内で営業するクラフトビールやハードサイダーの醸造所3社が6月29日、飲み放題イベント「KANPAI FESTIVAL(カンパイフェスティバル)」を秋田市文化創造館(秋田市千秋明徳町)で開く。

男鹿市のクラフトビール醸造所の営業1周年を迎えた平潟秀俊さん

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 2023年6月に酒類製造免許を取得した県内3市の醸造所が、1周年を迎えたことを記念し、合わせて10種類以上のクラフトビールやハードサイダーの銘柄をそろえる3時間の飲み放題イベントを企画した。

 1周年を迎えたのは、約17年間、秋田市内の地ビール会社で醸造責任者を務めた長谷川信さんが独立開業した「ホップドッグブルーイング」(南通みその町)、秋田駅前でベルギービール専門店「Zot(ゾット)」(中通4)を営業する平潟秀俊さんが、故郷の男鹿市で立ち上げた「オグレスクエット醸造所」(男鹿市)、ハードサイダーを製造販売する「オーケーアダム」(横手市)の3醸造所。

 「ラムだっちゃ」(秋田市)と「高梨商店」(大仙市)、「THE POTATO」(仙北市)が、ジンギスカン料理やジャガイモ料理などのフードメニューをキッチンカーで提供する。

 サッカーの試合会場やイベント会場などに出店販売するオグレスクエット醸造所の平潟さんは「出店会場でお客さまの反応を得られることや、酒販店からの引き合いが増えることなどにやりがいを感じる。多くのご縁に感謝している」と1年を振り返る。

 ボトル商品のほか、缶ビールの製造も手掛けるホップドッグブルーイングの長谷川さんは「いわば同期の3社。各社が切磋琢磨しながら、地元の酒文化を盛り上げていきたい」と話す。「定員があるため、前売りを利用してもらえれば」とも。

 イベントは、2部に分けて開催する。開催時間は、1部=13時~16時、2部=17時~20時。定員は各回100人。参加はチケット制で、前売り=3,000円、定員に満たなかった場合のみ販売する当日チケット=3,500円。3社の営業店などで販売する。問い合わせは、ホップドッグブルーイング(TEL 018-853-9168)まで。

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