秋田市のダンスとストレッチの教室「ダンスストレッチング」が10月、開講7周年を迎えた。
5歳からモダンダンスを始めた秋田市在住のダンサー・渡部悠さんが、大学卒業後のアメリカやヨーロッパへのダンス留学を経て、2015(平成27)年10月に「秋田で自由に楽しく踊れる教室を」と立ち上げた教室。市内の公共施設などを利用して開く。
週3回の60~90分のクラスや月1回ほど開く「気まぐれ」クラス、受講者の要望に応じて開く「プライベート」クラス、肩こりや腰痛に悩む人向けクラスなど多くのコースを用意する。バレエやヨガ、アクロバットの要素を取り入れるなどして、受講生が自由に身体表現できる時間帯も設け、現在、5歳~70歳の約20人が受講する。
同教室に5年ほど通っているという70代の女性は「スポーツが好きではなかったが、ダンスを始めてからは体が軽くなり、以前よりも動けるようになった。渡部さんと踊りながらする会話も楽しい」と話す。
渡部さんは「海外の留学先で見た、老若男女を問わず、車椅子の人も一緒に踊るダンスの文化に感銘を受けた」とし、「経験や性別などに関わらず、多くの皆さんが受講してくれることにやりがいを感じながら、これまで続けることができた」と振り返る。
開講日時は、月曜=18時~19時、水曜=11時~12時、金曜=19時~20時30分。受講料は1,000円~(クラスにより異なる)。
渡部さんと受講生の発表会を11月27日、遊学舎(秋田市上北手荒巻堺切)を会場に開く。開催時間は14時30分~。入場料は1,000円(小学生以下は500円)。