秋田のご当地ヒーロー・超神ネイガーが乗るオートバイの贈呈式が10月8日、山形県酒田市のオートバイ販売店で行われた。
オートバイ「KTM 250 DUKE」の贈呈を受けた超神ネイガー
秋田県の県魚ハタハタから作る魚醤(ぎょしょう)「しょっつる」からネーミングされたネイガーの愛車「マシンショッツラー」。故障などにより乗れなくなっていることをツイッターで知った、同市内でオートバイ販売店スズキモータースを経営する鈴木貴大さんが「ネイガーの新しい相棒に」と、同店で扱う車種「KTM 250 DUKE」の贈呈を申し出た。
同店で開かれた贈呈式で、ネイガーは「たっはー!いやぁ、しったげかだいい(とてもかっこいい)バイクだすな!色もおらみてぇで、かっこいいべ」と喜びを見せながら、「皆さんのおかげで新しい相棒ができた。大切に乗らせてもらいたい。(酒田市と)秋田県は、鳥海山や日本海など自然や生活エリアを共有するお隣同士。このバイクで近隣の山や海を楽しみたい。本当にありがとう」と、鈴木さんと集まった市民にあいさつした。
ネイガーの拠点にかほ市と県境をはさみ35キロメートルほどに位置する同市で営業する鈴木さんは「4歳と2歳の子を持つ特撮ヒーローのファンとして、同じ地域を元気にしてくれるネイガーにお礼をしたかった。当社もオートバイで地域を盛り上げたい」と話す。
贈呈されたオートバイは新型車であることなどから、当面、初代のような外装の変更は行わない予定。「ハタハタは数年かけて成長する魚。徐々にナマハゲパワーで『NEWショッツラー』へと進化していくはず」(ネイガー)。