秋田市在住のステンドグラス作家・遠藤雅巳さんの作品展が、現在、秋田市農山村地域活性化センターさとぴあ(秋田市上新城五十丁、TEL 018-893-3412)で開かれている。
サケやサンマ、ハタハタやエビなどさまざまな種類の魚介類をモチーフに約6カ月かけて制作した縦117センチ・横88センチの大作「魚群」や、明かりをともすことで周囲にヒマワリの花を映し出す作品「ひまわり」、美術展の入選作品「光の小窓」など大小さまざまなランプ作品、「満天の星空を表現するため、自宅の風呂場で何日もかけてガラスの表面を削った」という作品「宙(そら)」など43点を展示する。
遠藤さんの工房でステンドグラス作品を見た同施設職員の山城智さんが「圧倒される美しさを広く紹介したい」と企画した。
遠藤さんは「制作中は、一つの作品に集中して無我夢中。ステンドグラスは、完成して光を入れる瞬間に美しく輝きを放つ。ガラスを通して壁に映し出されるダイナミックな映像も合わせて楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
営業時間は10時~18時。入場無料。10月23日まで。