秋田市在住の女性の3人展「幸 SAIWAI」が、現在、秋田市農山村地域活性化センターさとぴあ(秋田市上新城五十丁、TEL 018-893-3412)で開かれている。
詩やぬいぐるみなどの創作に取り組む、門間幸子(ゆきこ)さん、田村幸子(こうこ)さん、田中幸子(さちこ)さんの3人が、2019年から開く作品展。今年は、3人合わせて約150点を展示する。
田中さんが古い着物地を素材に作るクマのぬいぐるみを、会場入り口の正面階段をひな壇に見立てて展示したり、「日々の暮らしで感じることを詩にしている」と話す門間さんの詩と田村さんが作る陶芸作品やトンボ玉を組み合わせて展示する工夫を盛り込んだりするなど、3人合わせて約150点を出品する。
門間さんは「同じ名前に縁を感じて始めた3人の作品発表会。約70年の年を重ねてきた私たち3人が、同じ年代の皆さんへの励ましや勇気になることを願って、日々学んだり、遊んだりしていることを披露している」と話す。「コロナ禍により来場者は少ないが、会場担当者から開催をとの声をかけてもらうこともうれしい。作品を作って、発表することの楽しさを伝えられれば」と来場を呼びかける。
営業時間は10時~18時。入場無料。7月23日まで。