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秋田で匿名トーク 新聞記者らがパペット使い持論を展開

秋田市大町のアートスペースが企画した匿名トークイベント「パペット~ク」

秋田市大町のアートスペースが企画した匿名トークイベント「パペット~ク」

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 手袋型の人形「パペット」を使う匿名トークイベント「パペット~ク」が5月7日、秋田市大町のアートスペースで開かれた。

アートスペースを会場にオンライン配信も行った匿名トークイベント

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 「出演者の匿名性を保つことで自由に発言する環境を作れないか」と、ココラボラトリー(秋田市大町3)を運営する後藤仁さんが「メディア」や「地域」などをキーワードに、秋田経済新聞の開設15周年に合わせて企画した。

 ニュースサイト編集長にラジオ局ディレクターと地元紙記者を加えた3人が出演し、会場とオンラインを合わせて延べ50人以上が観覧した当日。顔を見せない出演者が音声を変えて行う匿名座談会であるにも関わらず、出演者自身が早々に「身バレ」させてしまうなどしながら、媒体の現状や地方における情報発信のあり方、記事の作成や番組の制作の工夫などについて、持論を繰り広げながら意見を交換した。3人は、地域情報を充実させるために「それぞれの媒体が持つ特長を生かしながら連携することが重要」と口をそろえる。

 後藤さんは「出演者の適応力やスタッフのスキルに助けられて開くことができた。ちょっと変わった企画だったが、視聴してくれた皆さんに感謝」とし、「この手法に可能性を感じ、改善点も見えたので、テーマを変えてまた開きたい」と話す。

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