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秋田・休業中の居酒屋でクレープ販売 店主妻が生地にこだわり

休業中の居酒屋店舗でクレープをテイクアウト販売する伊藤明純さん

休業中の居酒屋店舗でクレープをテイクアウト販売する伊藤明純さん

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 秋田市大町にある休業中の居酒屋店舗で、現在、クレープのテイクアウト販売が行われている。

クレープ専門店「TORAMARU」の人気メニュー「チョコバナナ」

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 秋田市の繁華街で「ローストビーフ酒場 USHIMARU」(秋田市大町4)を営業する伊藤剛広さんが「コロナ禍で減少した繁華街の大町周辺に人の流れを取り戻したい」と考えていたところ、妻の明純さんがクレープの販売に関心を持っていたことから、3月10日、現在休業中の同店舗の一部を改装してクレープの販売を始めた。店名は「〆クレープの店 TORAMARU」。

 生地全体に発酵バターを塗り広げてグラニュー糖で仕上げる「シュガーバター」(450円)や「チョコバナナと濃厚カスタード」「松永製あんの粒あんと濃厚カスタード」「TORAMARUスペシャル」など甘いメニュー9種類(550円~1,200円)のほか、ツナマヨやベーコン、ソーセージなどをクレープ生地で包む「おかず系」メニュー3種類(550円~750円)を提供する。コーヒー専門店08コーヒー(山王新町)のコーヒー(400円)とカスタードソフトクリーム(500円)も用意する。

 明純さんは「当店のクレープは、冷たいメニューと温かいメニューで食感を変えるために焼き加減を調整する、数種類の小麦粉などを配合した生地が主役。季節のフルーツを使うメニューも予定する。お客さまとの会話を楽しみにクレープを焼いているので、気軽に話しかけてほしい。地域の皆さんとの交流が生まれる店づくりができれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は15時~23時。

 現在、プレオープン期間として、クレープ全商品を100円引きで販売する。

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