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秋田の生乳使うジェラート専門店、今春開業へ 雄和の乳製品工場に併設

秋田市雄和でジェラート専門店の開業準備を進める乳製品工場の工場長・福司和夫さん(写真中央)とスタッフ

秋田市雄和でジェラート専門店の開業準備を進める乳製品工場の工場長・福司和夫さん(写真中央)とスタッフ

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 秋田県産の生乳などが原料のジェラート専門店の開業準備が、現在、秋田市雄和にある乳製品工場で進められている。

秋田市雄和で開業準備が進むジェラート専門店で製造・販売予定のジェラート

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 開業へ向けて準備を進めるのは、県産食材を原材料に使う食品の製造・販売などを手掛けるノリット・ジャポン(秋田市大町3)が営業する乳製品工場(雄和妙法糠塚)。これまでにも県産の生乳を使うソフトクリームやアイスクリームを製造・販売してきた同社だが、工場の併設ショップとして新たにジェラート専門店の開業を決めた。店名は「ジェラテリア yuwa(ユーワ)」。

 ジェラート製造の第一人者として知られるバリスタの根岸清さんから指導を受け、県産生乳の特長を生かしながら、県産を始め東北産の果物を原料に作るフルーツピューレを加えたジェラートを製造する。新たに設ける施設内カフェや敷地内のオープンスペースで提供する。

 工場長の福司和夫さんは「さっぱりとした味わいに生乳本来の甘味と優しい香りのジェラートに仕上げることができた。季節ごとの商品バリエーションの展開を予定する。雪国の秋田だからこそ作ることができる最高品質のジェラートとサービス環境を整えたい」と意気込みを見せる。

 現在、工場の修繕維持費や開業費などの調達へ向けて、クラウドファンディングにも取り組む。4月のオープンを目指す。

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