災害孤児や遺児の支援へ向けた企画展「チャリティーアート展」が、現在、「ギャラリー杉(さん)」(秋田市大町1、TEL 018-866-5422)で開かれている。
「30年ほど前、秋田駅前で災害孤児や遺児の支援へ向けた募金活動に取り組む子どもの姿を見た」(同画廊代表の杉渕薫さん)ことをきっかけに、毎年開くチャリティー展。
29回目を数える今年は、約40人の美術家が制作した絵画や彫刻作品など80点以上(8,000円~50万円)をそろえ、期間中のみ価格を引き下げて販売する。売上の一部は、災害孤児や遺児の支援を目的に秋田県社会福祉協議会(旭北栄町)に寄付する。
杉渕さんは「美術品は生活の中で生きる力になる。食べたい料理や聴きたい音楽に接するように美術品を選び、寄付に協力いただければ」と話す。
営業時間は11時~18時。水曜定休。11月30日まで。