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秋田で「新生八橋人形」展 干支の土鈴など100種

秋田市の「八橋人形伝承の会」が初めて手掛けた干支の土鈴「鈴寅」(後列)

秋田市の「八橋人形伝承の会」が初めて手掛けた干支の土鈴「鈴寅」(後列)

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 秋田市の工芸「新生八橋人形」の展示販売会が11月19日、ココラボラトリー(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)で始まった。

秋田市のギャラリーで開かれる「新生八橋人形展」

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 江戸時代から約200年間、秋田市八橋(やばせ)地区で作り続けられてきた「八橋人形」。土の素朴な風合いや温かみのある絵付けなどから市民に親しまれてきたが、最後の継承者だった道川トモさんが2014(平成26)年に亡くなったことから、工芸の保存・継承を図ることを目的に、有志が「八橋人形伝承の会」を立ち上げ、現在「新生」八橋人形として作り続ける。

 毎年開く作品展は、今回で7回目。人形の「顔」は全て同会会長の梅津秀さんが絵付けし、13人の会員が得意な部分を担当するなど手分けして制作する。かつての八橋人形に土鈴(どれい)作品はなかったが、愛好家の要望に応えて、干支の寅がモチーフの土鈴も初めて制作。縁起物を中心に約100種類の人形300点(960円~2万2,000円)を展示販売する。

 営業時間は11時~17時30分。入場無料。11月23日まで。

 人形の「絵付け」体験も受け付ける。参加費は800円~1,500円(小学生以下は400円~750円)。

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