農産物の6次産業化などの「アグリビジネス」をテーマしたセミナーが11月3日、秋田市にぎわい交流館AU(秋田市中通1)で開かれる。
農産物の6次産業化や農商工連携事業などの「アグリビジネス」の拡大やPRを目的に、秋田市産業企画課が「秋田市アグリビジネス 創業支援セミナー」と銘打ち開く。
国際教養大学(雄和)在学中から観光客誘致事業に取り組み、2021年からは県産食材を使うスムージーやポタージュの持ち帰り専門店「ひなたエキス」(仙北市)の営業やキッチンカー販売などを展開する「hinata」(東通5)社長の須崎裕さんが、「新しいアグリビジネスへの挑戦」と題して講演する。
18年間務めた都内の会社を脱サラし、2017(平成29)年に秋田市に移住してリンゴ園「一休農園」(河辺三内)を運営する島田雄一郎さんと、東京やイタリアのレストランで修業を積み、2020年9月に「Branzi-no Akita(ブランジーノアキタ)」(中通2)を開業した鈴木一矢さんの2人を交え、県産食材をキーワードにパネルディスカッションを繰り広げる。司会は、地元ラジオ局でリポーターとして活躍する鈴木香里さん。
開催時間は、講演=13時20分~14時30分、パネルディスカッション=14時40分~15時30分。入場無料。予約が必要。締め切りは10月27日。