秋田県内で開催中の高校野球大会のリモート応援会場が7月18日・19日、秋田市の官庁街にあるオフィスビル内に設けられる。
新型コロナウイルスの影響から中止された第102回全国高校野球選手権大会秋田大会の代替大会として、無観客で行われている同大会。
「球児にエールを送りたい」と、昨年まで秋田高校硬式野球部のエースとして活躍し、現在、秋田大学理工学部1年の長谷川叶(かなう)さんが企画した。
トラパンツビル(秋田市旭北栄町)の一室に応援会場を特設し、30~40席ほど設ける座席の間隔を1.5~2メートルに空けたり、換気したりするなどの新型コロナウイルス感染防止策を講じて開く。
地元飲食店と連携し、フードデリバリーも用意する。
「私自身も応援の力強さやありがたさをマウンドで感じた。コロナ禍で、高校球児の皆さんは苦しい状況で頑張っている。高校野球ファンやOBの皆さんと一緒に、少しでもエールを送ることができれば」と長谷川さん。
開催時間は10時~17時。
参加希望は、フェイスブックのメッセンジャーなどで受け付ける。