秋田市の制作会社「オレンジヘッド」(秋田市山王5、TEL 018-853-9818)がユーチューブで展開する「秋田県内動画」の掲載数が11月、100本を超えた。
オリジナルキャラや動画の制作を手掛ける同社。「地元のことをもっと知ってもらうきっかけになれば」と、同社スタッフ3人が7月から県内の景観やモニュメントなどを回って撮影し、1分ほどに編集した動画をシリーズ掲載する。
「紫陽花(あじさい)寺」として全国的に知られる雲昌寺(男鹿市)の「雨にぬれる様子」を撮影した動画を皮切りに、秋田市新屋海浜公園に立つ「ももさだカエル」像や「折渡千体地蔵」(由利本荘市)、「真瀬渓谷・三十釜」(八峰町)など、4カ月ほどで撮影・掲載した動画は103本を数える。
今野さんは「これからは、さまざまな祭事や特産物、郷土料理なども扱いたい。さらにマイナーなスポットにも切り込んでいくので、皆さんに楽しんでもらえれば」と話す。「SNSでは、いわゆる名所よりも、湯沢市の道祖神『鹿島様』や鹿角市の『金精神社』などの注目が高い。これからの観光スタイルのヒントになるのでは」とも。