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秋田で学童野球の民間強化チーム選考会 甲子園目指す小学生115人が挑む

小学生115人が挑んだ「秋田県地区選抜野球協会秋田支部」の選手選考会

小学生115人が挑んだ「秋田県地区選抜野球協会秋田支部」の選手選考会

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 学童野球のレベルアップに取り組む「秋田県地区選抜野球協会秋田支部」(秋田市中通2)が8月20日、豊岩小学校(豊岩)近くのグラウンド(通称・豊岩スタジアム)で選手選考会を開いた。

「秋田県地区選抜野球協会」運営メンバー

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 市内スポーツ少年団など学童球児の選抜チームを組織・運営することを目的に、野球監督などを務めた経験を持つ高橋勉さんらが、2007年から運営する同協会秋田支部。今春、草薙総合運動場(静岡県)で開かれた「第8回全日本少年春季軟式野球大会」で、準優勝を果たした中学2年生の秋田市選抜チームのうち10人が、小学生時代に同支部の所属経験を持つほか、近年、多くの有力選手を輩出していることから、民間有志の取り組みながら注目を集めている。

 選考会には、市内小学校に通う児童115人が応募。持久走やキャッチボール、ノック、フリーバッティングなどの実技テストが行われ、応募した児童は真剣な表情で選考に挑んだ。

 同協会代表の吉光浩二さんは「高校野球では、秋田県代表が13年連続初戦敗退という甲子園ワーストタイの不名誉な記録が生まれたさ中に取り組みを始めたが、年々成果が上がっている。高校野球の底上げのためには、小学生からの指導が大切。1人でも多くの甲子園で勝ち上がれる球児が出てくれれば」と期待を寄せる。

 選考結果は1週間後の8月27日に発表予定。

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