秋田の郷土料理「きりたんぽ」の知識を問う「本場大館きりたんぽ検定」が10月、ウェブ受検に対応した。
大館市内で例年10月に開かれる「きりたんぽ」イベントに合わせ、2014年に始めたご当地検定。きりたんぽの定義や歴史などから10問を出題し、8問の正解で「本場大館きりたんぽ師(Kiritanpo Master)」として認定する。今年のイベント会場では約250人が受験し、全員が合格した。
ウェブサイトには受検者向けに「検定ガイド」も掲載する。受検は無料だが、合格者に発行する認定証は500円。キーホルダーとしても使える天然秋田杉製「マイたんぽスティック(ミニ・四角)」を進呈する。
検定を運営する石山デザイン事務所(大館市)の石山拓真さんは「多くの皆さんにきりたんぽのおいしさと正しい知識を身に付けていただきながら、食と文化の継承につなげられれば」と話す。