秋田で「部下が上司を評価する」演劇上演へ-国民文化祭へ向け機運高める

演劇公演「俺の屍(かばね)を越えていけ」ポスター(画像は前回上演時のもの)

演劇公演「俺の屍(かばね)を越えていけ」ポスター(画像は前回上演時のもの)

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 演劇公演「俺の屍(かばね)を越えていけ」が11月5日・6日、「国民文化祭サテライトセンター」(秋田市中通2)内特設会場で上演される。

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 2014年に秋田で開催予定の「国民文化祭」に向けて演劇文化活動の機運を高めようと、秋田市の「劇団はちのす」「シアター・ル・フォコンブル」など県内の劇団14団体が加盟する秋田県演劇団体連盟(土崎港北3)と青森の劇団がコラボ企画した。

 秋田市内に本社を置く放送局を舞台に、「リストラする管理職を1人決めるように」との社長命令を受けた入社5年以内の若手社員6人が、それぞれの思惑を交錯させながら話し合いを進めるというストーリー。秋田県出身の畑澤聖悟さんが脚本を手掛けた。

 「シアター・ル・フォコンブル」の富橋信孝さんと劇団「渡辺源四郎商店」の佐藤誠さんがプロデュースを手掛け、「観客が役者との距離を近く感じられるように」と、舞台を取り囲むように客席を配置した会場で上演する。「劇団はちのす」の加藤順平さんら6人が出演する。

 同連盟事務局の加藤正志さんは「部下が上司を評価するという厳しいストーリー。力が入った役者の演技を楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。

 上演時間は、5日=17時~18時10分、6日=14時~15時10分。入場無料。

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