秋田工業高校前の駄菓子・軽食店「あきこうまえ茶屋」(秋田市保戸野金砂町、TEL 018-864-9100)が現在、今春からの新事業開始へ向けた「協同」経営者を募集している。
今年で開業45年目を迎える同店を経営するのは、3年ほど前に前店主から引き継いだ土井卓さん。昔ながらの駄菓子類のほか、「油そば」(180円)や「手作りハンバーガー」(160円)などの軽食メニューを提供し、下校途中の高校生に親しまれている。
「未来は自分の手で切り開くことを子どもたちに伝えたい」と、今春から河辺地区に借りた田んぼや畑で農作業に取り組み、「村づくり」事業などを手掛けることを計画した。
「当店には次代を担う子どもや将来を考える高校生が集う。秋田の自然や文化の魅力を伝えながら、若者が夢へ向けて情熱を発揮できる事業にしたい」とし、「具体的な経営形態は模索中なので、興味のある方と一緒に検討したい。今後の当店の営業も含めて、共に経営してくれる仲間が見つかればうれしい」と呼び掛ける。
「協同」経営へ向けた勉強会は、9時~10時(月曜・土曜・日曜・祝日を除く)に開いていく。