秋田県美容生活衛生同業組合(秋田市千秋矢留町1、TEL 018-833-0228)は3月10日、秋田キャッスルホテル(中通1)で「トップマスターズライン発表普及講習会 2008 New Mode」を開催し、美容師ら約320人が参加し、最新の流行と技術を学んだ。
全日本美容講師会が年2 回発表する創作ヘアスタイルと帯結びの普及・指導を目的に行う同講習会は、先月、名古屋で同会が発表したヘアスタイル「ShinyなS調」と創作帯結び「ちぎり」と「いすず」の技術を、秋田の組合員に指導するもの。
1996年世界理容美容技術選手権大会の世界チャンピオンで創作担当チーフの渡辺映里さんを講師に迎え、「シンプルなボブスタイルとナチュラルなレイヤーを組み合わせたアレンジしやすく動きのあるスタイル」(同講師会)の「S調」を実際にカットしながら技術指導を行った。創作帯結びの部は、鎌田麗子さんが、伊勢神宮や天照大神をイメージし「ちぎり」と「いすず」と名付けられた「結び」の技術解説を行った。参加者は、スクリーンに映し出されたステージ上でのカットや着付けの技術に見入っていた。
同組合講習会は全国で開催しているが、「秋田は他の地域よりも参加率が高く、熱心さがうかがえる」(同組合)という。秋田県は、人口10万人あたりの理容・美容室数が全国一多い地域で、全国平均の約1.8倍(総務省統計局)。同組合理事長の山本ヒサヒロさんは「これは美容への意識が高い証」とし、「新しいことを受け入れ、研究を続けることが、お客さまにより良いものを提供できることにつながる。美容界の流れに常にアンテナを張り、地域の人に喜んでもらえるものを提供していきたい」(同)と話している。
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