漁業就業希望者を対象とする現地体験会が11月19日~25日、男鹿市脇本漁港などで開かれる。
地元住民の高齢化などから漁業就業人口が減少していることなどを受け、就業希望者を対象に秋田県水産漁港課が「秋田の漁業トライアル事業」の一環として企画した。NPO法人「あきた地域資源ネットワーク」(秋田市土崎港相染町)が運営する。
9月に八森漁港・岩舘漁港(八峰町)で開かれた体験会には、1次産業など自然と関わる職業や地方での暮らしに関心を寄せる20~50代の男性15人が県内外から参加。体験会の終了後、現役漁師とマンツーマンの研修を1年間希望した参加者もいるという。
2回目となる今回は、秋田県内に移住を希望する県外在住者が対象。「刺し網漁」「定置網漁」「一本釣り」などの漁法や漁師料理の体験、市内漁業施設や競りの見学、漁師との座談会などを1週間の日程で行う。
開催地までの交通費や宿泊費、体験料などは主催者が負担する。定員6人。申し込み締め切りは11月8日。問い合わせは同NPO(TEL 018-816-0610)まで。