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秋田でバイヤー向け土産物展示会 菓子類は「やや高級」志向も

「フルゥール」担当者から商品の説明を受ける来場者

「フルゥール」担当者から商品の説明を受ける来場者

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 観光土産品などの企画・販売を手掛ける「フルゥール」(秋田市土崎港中央6、TEL 018-846-0977)が2月21日、バイヤー向け商品展示会をさきがけホール(山王臨海町)で開いた。

約2000点の「秋田土産」が並ぶ展示会場

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 同社が例年2月、県産食材を原料に使った菓子や漬物などの加工食品、伝統工芸品やオリジナル雑貨などの観光土産品を一堂に展示する同展。

 今年は、郷土漬物の風味を生かした「いぶりがっことクリームチーズのふわふわケーキ」(650円)やキリタンポを模った長さ30センチほどのバームクーヘン「大きなきりたんぽ」(500円)などの新商品を含む約2000点を展示した。

 数百円の商品が主力の菓子類だが、「やや高額な商品の注目が高まっている」(高安恒治社長)ことから、小坂町の「鴇(ときと)小公子ワイン」を使ったタルトケーキ(1,000円)や焼き菓子「秋田マタギスイーツ」(1,200円)など、1,000円を超える価格帯の商品を増やした。これまで多かった「ナマハゲ」に加え、官民挙げて観光シンボルとして力を入れる「秋田犬」を使ったキャラクター関連グッズや商品パッケージが目立った。

 高安恒治社長は「観光土産として職場などで配る菓子のほか、お客さま自身のお土産として1,000円を超える商品への注目も高い。今後も新商品の発売を予定しているので楽しみにしていただければ」と話す。

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