神社の例祭などで行われる伝統芸能「神楽（かぐら）」の映像鑑賞会「お神楽VJナイト in 秋田～神楽訪ねて三千里」が11月2日、石田珈琲店喫茶室（秋田市大町3、TEL 018-827-6622）で開催される。

全国に3～4千あるともいわれる伝統芸能「神楽」

　現在、全国の3,000～4,000カ所で行われているとされる伝統芸能「神楽」。同イベントは、「神楽と出会う本」（アルテスパブリッシング）を今月出版した札幌市在住の神楽研究家・三上敏視さんをゲストに招き、三上さんが秋田県内の「根子番楽」（北秋田市）や「霜月神楽」（横手市）を含む全国50カ所以上で行った神楽の取材を通じて撮影した映像を上映するもの。

　イベント企画メンバーの泉谷さんは「全国ではさまざまなスタイルで神楽が行われているが、他の地域と地元の神楽の相違点や共通点を見つけながら、秋田の伝統芸能の豊かさを知ることもできる」とし、「地元の家庭料理や日本酒も用意するので、いつもとは違った雰囲気のカフェで楽しんでもらえれば」と話す。

　開催時間は21時～。神楽映像は2時間30分～3時間ほどの上映を予定するが、途中入場・退場は自由。入場料は1,000円（1ドリンク付き）。

　問い合わせは石田珈琲店喫茶室（TEL 018-827-6622）まで。