秋田のまちづくり活動拠点「新屋参画屋」開所-築70年の下駄屋改装

開所式が行われた「新屋参画屋」。約30人が参列

開所式が行われた「新屋参画屋」。約30人が参列

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 新屋地区を中心とした地域住民の活動拠点「新屋参画屋」(秋田市新屋表町、TEL 018-828-6535)が完成し、10月30日、開所式が行われた。

「新屋参画屋」見取り図

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 旧羽州浜街道の三叉路(さんさろ)に位置する同所は、三角形の敷地と建物の形から通称「三角屋」と呼ばれる元下駄(げた)屋。その後、空きテナントとなっていたが、まちづくりと地域の活性化に活用しようと、住民らで構成する「新屋表町通り活性化推進委員会」が中心となって築70 年以上の木造2階建ての同建物を改装した。

 同地区にある秋田公立美術工芸短期大学の卒業生らの活動の場として、建物1階部分110平方メートルをギャラリーやアトリエ、軽飲食ができるカフェなどとして開放し地域住民相互の交流を図るほか、随時、文化教室などを開講するイベントスペースとしても活用する。

 実行委員会の広報担当者は「これまでの愛称『三角屋』をもじりながら、住民が積極的に参加できるコミュニティースペースとして『参画屋』と名付けた」とし、「世代を超えて楽しみながら参加できる新屋のまちづくり活動の場になれば」と話している。

 営業時間は10時~17時(飲食スペース=11時~22時)。日曜・祝日定休。

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