秋田で品川の編集者がトークイベント 市内2会場で2日連続

「辺境の編集学~中央にないネタ探しの旅」と題し、秋田市内のアートスペースで開かれたトークイベント会場の様子

「辺境の編集学~中央にないネタ探しの旅」と題し、秋田市内のアートスペースで開かれたトークイベント会場の様子

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 秋田市内2会場で7月13日・14日、東京都品川区で編集プロダクションを経営するライターで編集者の宮脇淳さんを招いたトークイベントと交流会が開かれ、参加した延べ50人以上の市民が意見交換を行った。

トークイベントと交流会で講師を務めたライターで編集者の宮脇淳さん

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 秋田公立美術大学(秋田市新屋大川町)が展開するアートプロジェクトの一環として、「辺境の編集学~中央にないネタ探しの旅」と題して13日、地元の美術関係者を中心に開かれたトークイベント「アキビトーク」では、ニュースサイト「品川経済新聞」の編集長も務める宮脇さんが、「ネットニュースの特性」「地方ならではの情報を見つけるコツ」「特定のファンを想定して情報を発信することの重要性」などについて解説。同大学の岩井成昭教授と秋田経済新聞の千葉尚志編集長を交え、アート分野とネットニュースの関係などについて活発に意見交換を行った。

 14日に開かれた「秋田#ライター交流会」では、宮脇さんが「3年後の地方メディアとライターの使命」をテーマに設定。「ライターに必要なスキル」「ライターの業務スタイル」「業界の変化や課題」などについて、フリーライターや情報発信業務などに携わる参加者に問い掛けるスタイルでトークを繰り広げたり、フリートークの時間を設けたりするなどして交流を深めた。

 交流会に参加したNPO法人を運営する女性は「多くの皆さんと有意義な交流ができた。これからの広報やPRの仕事に役立てることができれば」と振り返った。

 次回の「秋田#ライター交流会」は、今秋の開催を予定する。

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