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秋田の月例飲酒座談会「グリーンドリンクス」が10周年

「誰もが自分の言葉で社会や環境について気軽に発言できる場を」と話す武内伸文さん

「誰もが自分の言葉で社会や環境について気軽に発言できる場を」と話す武内伸文さん

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 秋田市内の飲食店などを回りながら開く月例の飲酒座談会「グリーンドリンクス」が、5月16日の開催で10周年を迎える。

2016年7月に開かれた「グリーンドリンクス」100回目の様子

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 欧米諸国を中心に開催される同名イベントを「イギリス留学中に体験して刺激を受けた」と話す社会起業家で秋田市議会議員の武内伸文さんが、「世代や社会的な肩書などを問わずに語り合える場を」と2007年5月、全国に先駆けて同名イベントを初めて開いた。

 「口と耳だけではなく、足を使って多くの参加者と積極的に交流を持つこと」と「批判したり、愚痴を言ったりせず、会話は前向きな内容のみ」をモットーに、毎回、地域の身近なトピックなどをテーマに設けて開催。これまでの参加者数は延べ4300人を超えた。

 武内さんは「老若男女問わず、誰もが自分の言葉で社会や環境について気軽に発言できる場として運営を続けてきた。さまざまな活動への協力者や参加者同士の新たな出会いも生まれた。誰もが集う場の演出を楽しみながら、これからも続けていくことができれば」と話す。

 次回は5月16日、秋田市千秋公園内の旧料亭「割烹松下」をリノベーションした「あきた文化産業施設 松下」内で営業する日本酒バー「松下酒房」で「理想の都市公園」をテーマに開催予定。

 開催時間は19時~。参加費は1,000円(ワンドリンクとおつまみ付き)。

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