「秋田内陸線」ポストカード第3弾登場-存続へ向けた活動も活発化

紅葉に染まる山間部を走る秋田内陸縦貫鉄道。「季節の中で Vol.3」より © 秋田内陸線プロモーション

紅葉に染まる山間部を走る秋田内陸縦貫鉄道。「季節の中で Vol.3」より © 秋田内陸線プロモーション

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 秋田内陸縦貫鉄道(本社=北秋田市)の公認サポーター「秋田内陸線プロモーション」(秋田市外旭川八幡田、TEL 090-3124-2664)は10月13日、同鉄道を撮影したポストカードセット「季節の中で Vol.3」の頒布を開始した。

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 2006年8月に秋田内陸線の活性化を目的として発足した同会が制作するポストカードセットは、2006年10月発売の「第1集」を昨年末までに、今年3月発売の「第2集」を9月末までにそれぞれ頒布を終えるなど、観光客や鉄道ファンに人気の商品となっている。

 「第3集」となる今回は「四季の情景」をテーマに、同会の佐藤さん、大穂さん、工藤さん、菅原さんの4人が同鉄道と紅葉に染まる沿線風景などを撮影した写真6枚を使用。

 鉄道写真家で同会の佐藤和博代表は「秋田内陸線の沿線は自然の宝庫。四季それぞれの風光を車窓に映して駆ける列車の中では地域の人たちの普段着の言葉が飛び交い、笑顔があふれている」とし、「近年、自然とのふれあいを求めて訪れる旅人も増えつつあり、地域の足としても観光資産としても、永く走り続けてほしい」と話している。

 ポストカードは1,000部限定で、6枚セット300円。「阿仁合駅」「鷹巣駅」「角館駅」の各駅や急行「もりよし号」で車内販売するほか、同会で電話注文も受け付ける。

 経営不振から存続が危ぶまれている秋田県の第三セクター「秋田内陸縦貫鉄道」は、イベント列車の運行や秋田弁の車内アナウンスなどユニークな鉄道としてファンも多く、10月27日には同鉄道の再生プランを話し合う「秋田内陸線フォーラム」(TEL 090-7520-6719=大森さん)が、鉄道アイドルの木村裕子さんを迎えて開催されるなど、同線の存続へ向けた活動が活発化している。

秋田内陸縦貫鉄道木村裕子オフィシャルホームページ・ゆゆ385

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