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秋田で「地域型アートプロジェクト」の評価基準考えるシンポ

秋田公立美術大学で開かれたシンポジウムの様子(2015年8月)

秋田公立美術大学で開かれたシンポジウムの様子(2015年8月)

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 地域型アートプロジェクトの事業評価基準がテーマのシンポジウム「芸術文化活動評価+新聞」が1月14日~2月9日、秋田公立美術大学(秋田市新屋大川町)で開かれる。

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 同大の岩井成昭教授らのグループが2015年から取り組む「ローカルメディアと協働するアートマネジメント人材育成」事業の一環として企画した。

 まちおこしなど地域活性化を目的に国内各地で展開される「地域型アートプロジェクト」。事業の性質上、収益を上げにくいことなどから、行政による助成金を活用して運営されることが多く、一般に単年度ごとの観客動員数や経済効果などを基に事業成果が評価される。

 一方、アートの手法を活用しながら地域課題の解決へ向けて取り組む「教育的」事業などの成果は中長期的視野を要し、一般的な評価基準にはなじみにくいことから、文化芸術活動における新たな評価基準の可能性について検討する4回シリーズのシンポジウムとして企画した。

 県内外でアートプロジェクトに携わる関係者や大学教授、地域型アートプロジェクトを取材してきたメディア関係者ら14人をゲストに招き、「地域特性に対応する文化事業の評価基準」をテーマに開く。

 開催日は1月14日・21日、2月4日・9日。開催時間は18時~。入場無料。4回全てのシンポジウムに参加した受講者には修了証を授与する。

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