秋田城跡歴史資料館で古代の武器展 「元慶の乱」使用の武器など44点

出土品を解説する秋田城跡歴史資料館の伊藤武士さん

出土品を解説する秋田城跡歴史資料館の伊藤武士さん

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 「秋田城跡歴史資料館」(秋田市寺内焼山、TEL 018-845-1837)で現在、企画展「古代の戦いと秋田城」が開かれている。

秋田県内の遺跡から出土した刀剣や解説パネルなどを展示する「秋田城跡歴史資料館」

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 658年~939年頃の戦の軍事拠点や戦場だった秋田城や湯ノ沢F遺跡(御所野)、岩野山古墳(五城目町)などから出土した刀剣など44点の武器や武具を展示する。

 同資料館の伊藤武士さんは「日本最北の古代城柵である秋田城が、当時の最前線の軍事拠点であったことはあまり知られていない。同時代に日本のほかの地域では大きな戦いがなかったことから、元慶の乱で使われたとされる武器などは重要な史料」と話す。

 開館時間は9時~16時30分。入館料は200円(高校生以下無料)。今月29日まで。

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