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秋田大でドキュメント「みんなの学校」上映会 木村泰子前校長招く

大阪市の小学校の取り組みを扱ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」の一場面

大阪市の小学校の取り組みを扱ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」の一場面

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 大阪市立大空小学校の取り組みを扱ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」の上映会が9月11日、秋田大学60周年記念ホール(秋田市手形学園町)で開かれる。

秋田市では初めて講演会を開く大阪市立大空小学校前校長の木村泰子さん

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 「全ての子どもの学習権を保障する学校」を理念に、一般には特別支援教育の対象とされる障がいのある児童も同じ教室で学ぶ同小。

 「自分がされていやなことは人にしない、言わない」という唯一のルールを設け、教職員や保護者、地域住民の支援を積極的に受け入れるなど学校運営を地域に開きながら不登校児童を無くすことに成功した学校の取り組みを扱った同作品は、文化庁芸術祭大賞を受賞するなど注目を集める。

 上映後、同小前校長の木村泰子さんが講演するほか、「未来の学校について考える」をテーマにワークショップも開く。

 上映会を企画した「秋田にムーブメントを起こす実行委員会」(茨島)の小山田聖子さんは「作品中で取り上げられているのは実在する小学校の取り組み。子どもたちを地域全体で支える学校のあり方などヒントや共感いただける内容も多い。初めて秋田にお越しになる木村さんの講演やワークショップも併せて、子どもの居場所づくりを考えるきっかけにしていただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時30分。参加費は、上映会=1,000円、講演会=2,000円(大学生=1,000円、高校生以下無料)。問い合わせは小山田さん(TEL 080-1817-3029)まで。

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