中華そば用「塩味」スープで食べる「稲庭うどん」、秋田で人気に

「塩味の中華そば」用スープで食べる「稲庭うどん」

「塩味の中華そば」用スープで食べる「稲庭うどん」

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 比内地鶏加工品などを手掛ける秋田味商(秋田市将軍野)が製造販売する「比内地鶏塩スープで食べるツルツル稲庭うどん」が隠れた人気商品になっている。

塩味スープの中華そば風「稲庭うどん」

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 一般に、しょうゆベースのタレで食べる秋田の郷土料理「稲庭うどん」。今春、同社スタッフが「塩味の中華そば」用スープで稲庭うどんを食べたところ、「予想外に相性がよかった」ことから、稲庭うどんと同スープを家庭調理用に商品化した。

 「七味トウガラシよりもコショウとの相性がいい」という「ラーメンのような」稲庭うどんとして5月に発売したところ、「特に広告宣伝はしていないが、リピーターのお客さまが多い」(同社専務の工藤真史さん)ことなどから、1カ月平均3,000食を売り上げる人気商品になった。

 工藤さんは「鶏ダシのすっきりした塩味とコクのある鶏油が稲庭うどんによく合う。塩味スープで稲庭うどんを食べる新鮮なスタイルが受けたのでは」と人気の理由を分析する。

 価格は945円(3人前)。

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