混声合唱団「カンパネラ・コール」、創立60周年で記念コンサート

カンパネラ・コールの皆さん-秋田市民合唱祭で

カンパネラ・コールの皆さん-秋田市民合唱祭で

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 混声合唱団「カンパネラ・コール」は6月3日、結成60周年を記念するコンサートをアトリオン音楽ホール(秋田市中通2、TEL 018‐836‐7803)で開催する。

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 終戦後の1947年12月に結成された同合唱団は、駐留軍が学生等を集めて「クリスマスキャロル」を合唱したことが始まりで、現在では「ミサ曲」を中心として活動を続けている。「カンパネラ」とはツリーに飾る「鐘」を意味し、鐘の音が響き渡るようにとの思いをこめて「カンパネラ・コール」と名付けられたもの。

 同合唱団は、1997年には「青少年オーケストラ」と「秋田室内合唱団」を結成するとともに、弦楽奏者の育成などを目的とする「青少年音楽の家」(秋田市旭北寺町、TEL 018-863-9103)も開設した。

 同合唱団では創立当時からの団員も現役で活動しており、年齢構成は10代から70代までと幅広い。団員の日景聡子さんは60周年を迎えたことについて、「音楽の楽しさを次世代に伝えたいという気持ちや、青少年の情操教育に貢献したいというメンバーの思いもあったが、地元の人に支えられたからこそ続けられたのだと思う。当日は感謝の気持ちをホールに響かせたい」と話している。

 当日は、三善晃さんによる「唱歌の四季」と、モーツアルトの「ミサブレヴィス」二長調KV194を披露する。

 開場は14時、開演は14時30分。入場料は、一般=1,000円。小・中・高校生=500円。全席自由。

カパネラ・コール青少年音楽の家アトリオン音楽ホール

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