地域活性化が使命の覆面レスラー「大町マン」デビュー、初戦黒星

地域活性化が使命の覆面レスラー「大町マン」

地域活性化が使命の覆面レスラー「大町マン」

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 地域活性化を使命に誕生した覆面レスラー「大町マン」のデビュー戦が1月4日、秋田ニューシティ(秋田市大町2)で行われ、「大町マン」は惜しくも初勝利を飾ることができなかった。

デビュー戦に負けて悔しがる「大町マン」

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 「大町マン」は、「みちのくプロレス」(本社=仙台市)に所属の覆面レスラー。「大町商店街振興組合」が昨年11月、市内のイベント企画団体に商店街の活性化が目的のキャラクター製作を依頼。ピンチになると同地区のシンボル「鷹匠町の一本松」がモチーフの松の木を頭に装着することで強くなるという設定のプロレスラーを考案し、プロレス団体との提携で誕生した。

 新春イベント「大町未来計画 Oh!大町」で行われた「大町マン」のデビュー戦は、「ザ・グレート・サスケ」選手とタッグを組み、東北チャンピオンの「フジタ・Jr・ハヤト」選手、「大間まぐ狼」選手と対戦。映画「ロッキー」のテーマと共に「大町マン」が登場すると、約400人が集まった会場からは大きな歓声が上がった。

 開始直後から場外乱闘になった試合は、サスケ選手が「大町マン」を助けようと「一本松」を装着しようとするも大間選手に妨害されるなど、終始「大町マン」のピンチが続く展開に。フジタ選手が「もっと応援してやれよ」と観客を煽(あお)ると、会場からは「大町マンがんばれ」の声援も上がり、大町マンは「一本松」を装着して善戦したが、惜しくも敗退した。

 試合後、フジタ選手が「おまえら弱すぎる」と余裕のコメントを残して会場を去ると、サスケ選手は「今日は負けたが、これから頑張る大町マンにチャンスを」と激励。大町マンは「地域活性化が使命なので、これからも応援してほしい」と今後の活躍を約束した。

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