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道の駅あきた港の名物「うどん自販機」が再稼働 大幅な修理を経て

修理が終わって営業を再開した秋田市土崎港の「うどん自販機」

修理が終わって営業を再開した秋田市土崎港の「うどん自販機」

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 道の駅あきた港・セリオンリスタ(秋田市土崎港西1)に設けられる修理中だった「うどんの自販機」が7月7日、営業を再開した。

道の駅あきた港の名物自販機「うどん自販機」

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 秋田港近くの食品販売会社の店先に1971(昭和46)年に設けられ、地元住民や港を利用する船員らに愛される自販機。同社経営者が高齢などを理由に廃業を決めたことを機に、2016(平成28)年3月、自販機を同施設に譲って営業する。

 同自販機を取り巻く人間模様を扱ったNHKのドキュメンタリー番組が2015(平成27)年に全国放送されたことなどから、多い日には数十人が行列をなし、現在でも、週末などには150杯ほど売り上げる日もある名物自販機として知られる。

 既にメーカーの製造が終った古い自販機のため、予備に保管する同型自販機の部品を使い回しながら営業を続けてきたが、7月4日に「売り切れランプ」が消灯しなくなる不具合が発生。施設の職員が自販機を手動で操作して販売したが、5日には漏電により電源が入らない状態になった。

 麺と具を入れた発泡スチロールの容器80個ほどを螺旋(らせん)状に乗せた、高さ約1メートルのパーツ全体を交換するなどの修理を行い、営業を再開した。

 営業時間は10時~17時。価格は250円。

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