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秋田の「高すぎる」納豆、売れ行き好調-1パック2千円、丹波黒豆使う

1パック2,000円の「丹波篠山産100%使用 丹波黒納豆」

1パック2,000円の「丹波篠山産100%使用 丹波黒納豆」

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 納豆製造の「ふく屋」(横手市)が2月下旬に発売した高級納豆「丹波篠山産100%使用 丹波黒(たんばくろ)納豆」が現在、好調な売れ行きを見せている。

「丹波篠山産100%使用 丹波黒納豆」

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 やわらかく甘みが強いのが特長で、国内最高級とされる兵庫県篠山産の丹波黒豆のうち直径2センチの大粒サイズのみを使った同商品。「高級料亭などで使う豆を原料にした最高の納豆を作りたい」との思いから開発、商品化した。価格は2食入り(計60グラム)で2,160円。

 2月25日、同社直営の納豆専門店「二代目福治郎」(秋田市大町1)と東京都内の百貨店で販売した所、用意した30個を完売。発売から2週間ほどたった現在でも、毎日数個が売れているという。

 「納豆としては大変高額だが、豆の形を崩さないよう仕込み作業を行ったり、職人が1食分ずつ経木(きょうぎ)に包んだりするため、一般の納豆に比べて3倍ほどの手間がかかる。これでも採算ギリギリ」と古屋和久社長。「たれやしょうゆなどを使わず味わっていただける商品に仕上がった。豆本来のやわらかさと甘みを楽しんでもらえれば」と話す。

 同店のほか通販サイトで販売している。

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