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秋田で「川連塗」展-正月向け酒器など55点を展示販売

川連塗の酒器「きのこ杯」(右)と「たけのこ杯」

川連塗の酒器「きのこ杯」(右)と「たけのこ杯」

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 「秋田・川連塗 寿次郎工房展」が12月15日、「食器のさかいだ」(秋田市中通2、TEL 018-833-2843)で始まった。

マトリョーシカのような仕組みの酒器「きのこ杯」

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 800年ほど前から湯沢市に伝わる伝統工芸「川連(かわつら)塗」。丈夫で扱いやすい実用性や国産の漆器としては安価であることなどから、都内の料亭で使われたり、ドイツに輸出されたりするなど国内外で評価が高まっている。

 同市内で「寿次郎工房」を経営する佐藤幸一さんと長男の史幸さん親子が手掛けた重箱や酒器など食器類を中心に、使う杯をサイコロの出た目で決めるマトリョーシカのような仕組みの杯セットなど55アイテムを展示販売する。価格帯は2,160円~21万6,000円までと幅広い。

 史幸さんは「漆の質にこだわって制作している。サイコロを付属する杯セットは特注も受け付けているので、皆さんにご利用いただければ」と話す。

 営業時間は10時15分~19時。12月28日まで。

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