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秋田の食堂で「アキタ朝大学」-震災後の生活をテーマに異業種討論

司会進行を務める「アキタ朝大学」主宰の金澤太郎さん

司会進行を務める「アキタ朝大学」主宰の金澤太郎さん

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 出勤前などの早朝の時間を利用してさまざまなテーマについて考える勉強会「アキタア朝大学」が5月27日、「地球食堂bonobo(ボノボ)」(秋田市中通2)で開かれた。

東日本大震災をテーマに開かれた「アキタ朝大学」の様子

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 15回目となる今回のテーマは「震災後の生き方について語る朝食会」。東日本大震災の前後での日常生活の変化などについて、開始時間の6時30分から集まった27人の参加者は、立食形式で朝食をとりながら、近況報告や県内の変化、被災地支援の方法などさまざまな話題について、自由な会話を交わした。

 当日、震災の前後で「変わったこと」「変わらなかったこと」を参加者が記入した用紙を掲出。会の後半には被災地支援ボランティアに参加した大学生やボランティア活動のためのNPO団体を設立した男性が体験談を発表した。

 岩手県から参加した男性は「意識の高い人たちが集まっていて、充実した時間を過ごすことができた」と振り返った。同会を主宰する金澤太郎さんは「震災後の生活について、日常とは違う人と出会い語るための『場』を設けることができてよかった」と話した。

 次回は、自然エネルギーをテーマに講師を招き、6月に開く予定。活動の詳細はホームページで確認できる。

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